【 Food Paper 】
越前和紙の老舗工房 「五十嵐製紙」 が手がける、廃棄物を漉き込んだ和紙。 フードロスや和紙業界の原材料不足という社会問題を受け、2020年にスタートしました。
和紙は植物からできており、代表的な原料は楮(コウゾ)・三椏(ミツマタ)・雁皮(ガンピ)です。しかし収穫量が激減しており、産地存続の危機が迫る中、自分たちで栽培するなど、産地維持のための取り組みが始まっています。しかし原材料の全てを補うにはまだまだ時間が掛かり、このままでは立ち行かないのが現状です。そういった問題や課題の取り組みの一環として、県内の農家さんや食品加工会社から、フードロスや加工されくずとなった端材や皮などの廃棄される野菜や果物を使用して原材料をまかなって出来たのが[ Food Paper ]です。
そして作り方はとても伝統的。手漉き和紙と同じプロセスでつくることができます。さらに機械抄きにも対応できるので量産もできることがわかりました。和紙漉きで培った伝統的な技法を用い、かつ教育的で社会的にも産地的にも意味があり100%土に還る、野菜や果物から作られた、食物由来の自然紙です。
廃棄されるはずのものからできたプロダクトが生活の身近にあることで、ゴミを捨てる際の気付きや、ゴミの行方を考えるきっかけに。今回新たにFood Paper のストーリーや背景を引き継ぎながら、曲げたり丸めたり縫製したりと製法を変え、紙の特性を活かした立体的な商品が誕生しました。 Food Paperならではの素材感や温もりを感じてみてください。